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野ブタを。プロデュースPRODUCE6「親と子の青春」

修二(亀梨和也)と弟・浩二(中島裕翔)・父・悟(宇梶剛士)が夕食中。おかずが山盛りのコロッケ。
「俺がなりたかったもの?」
「うん、将来なりたかったものって、何?」浩二が悟に聞く。
「そりゃお前、友情に熱ーーーい男よ。」
「何それ?」
「だからあれでしょ?あの・・・、友達思いの男ってことでしょ?」と修二。
「そうそう。」
「でもそれって、普通じゃん。」
「普通じゃないよ。たとえばな、ある日突然、友達が、スーツケースを持ってやってくる・・・・・。
 そのスーツケースの中には、バラバラ死体。わけあって、誰かを殺してまったんだ・・・・。」
「で?」
「で、そいつは俺を頼ってやってきた。」
「いやでもさ、それって・・・殺人者ってことだよ。」と修二が言う。
「わかってる!わかってる、でもな、俺はそいつの話を最後まで聞いてやるわけよ。これが本当の友情。男の熱ーーーい友情ってわけよ。」
「でも、警察に言わないの?」と浩二。
「そういうことは、あと!!」
「あと?」
 「とにかく、友達の話を最後まで聞いてやる!これよ。」
そこへタイミング良く、チャイムが鳴る。いつものごとく、出るのは浩二。
浩二が驚く、「スーツケース持ってる!!」
なんと、彰(山下智久)がスーツケースを抱えてやって来た。
nb60

「大変なことになっちったよ・・・。ヤベェよ・・・。」
「大変な事って?」
「話、聞いてくれる?」
「聞く!聞くからさ・・・。そん中何が入ってんの?」修二が恐る恐る、尋ねる。
「見たい?」

彰がスーツケースを開ける。そして、驚く三人。
驚きはすぐに消えた。
「何それ!?」修二が言う。
「お泊りセットなのー。」
「うち、泊まる気?」
「家出してきました。」
パジャマ姿の悟と浩二を見て、彰は、
「おぉ!パジャマは上をズボンに入れるのよー。イン!だよ、イン!
パパしゃんもイン!」
「何で入れるの?」浩二が聞く。
「ポンポンが冷えるからよー。こんなの人生の基本ですから。ポン!修二もイン!」
「俺はいい、止めろ!!」

修二の部屋の電気に紐を取り付けている彰。
「何それ?」修二が聞く。
「いや、電気消すとき便利かなーって。」
修二は紐の先にブタの人形が付いている。
信子をモチーフにした彰お手製人形だ。
「このブタお前が作ったの?」
「野ブタ。だよ。野ブタ。パワー、知らないの?」ポーズをつけて言う彰。
「何それ。」
「失礼しまーす!」彰が修二のベッドにもぐりこむ。
「何、何、何、何・・・・、気持ち悪いって。」
修二は彰が自分と同じように前髪をゴムで結んでいるのを見て、言う。
nb61

「これ真似しないでくれない?これ!」
「これ真似しないでくれない?これ!」彰が返す。
「はっ。」とため息をつく修二。
「はっ。」再び真似をする彰。
修二は彰に背を向ける。
「温かいねー。」
「お前なんで家出してきたんだよ。」
「いや、下宿先にさ、親父来ちゃってさ。」
「なに?親父ってお前の?」
「うん。本父(ほんちち)。いきなり会社継げ、とか言い出してさ。大喧嘩になっちゃって。」
「そっか。お前の親父さん、シャッチョさんだもんな。」
「そう。でも帰りたくないんだよねー。おいちゃん好きだし、マメチチ飲めるし。
 修二とかさ・・・、野ブタ。と・・・、毎日・・・」
「毎日?・・・毎日何?」彰を見るとすでに寝ている。
「寝てんじゃんかよ。」
修二は彰が付けた野ブタ。の人形を引っ張り電気を消した。
「おやすみなさい・・・・」

翌朝、自転車で学校に向う二人・・・・
「お前さ、いつまで家にいるつもり?」
「なんで?。いいじゃんいいじゃん、楽しいじゃーん!」
ふと、立ち止まりすれ違うサラリーマンたちを振り返り、その姿を見つめる修二。
「どうした?」彰が聞く。
「俺たちもさ、こんな退屈そうな、おっさん連中みたいになっちゃうのなーと思って。」
「あんな風にはなりたくなーい!なりたくない!なりたくない!あんな、風にはなりたくなーい!」ラップ調で彰が言う。

教室にて・・・・
クラスでは担任の横山(岡田義徳)が進路希望調査書が配っていく。
「来週までに進路ねぇ・・・。1週間で自分の人生なんて、決められねーつーの!」
「修二、どうすんの?」前の席のヨシダが聞いてきた。
「俺?あ、全然、決めてない。」
「あっそう。谷はさ、テニスで大学の推薦受けるんだって。奈美は服飾の専門で、美咲が英文科だったらどこの大学でもいいみたい。」
「すっごいね!」
『なんだ。結構みんなマジに考えてるんだ・・・。』

いつもの屋上、三人が集まっている。
向かい合って、進路希望調査書で紙飛行機を折る彰と信子(堀北真希)。ほんと仲がいいよね、この二人。
「お前どうすんの?親父の会社とか継ぐの?」
「もう進路の話は飽きたっちゃ。そんなことよりさ、俺らやんなきゃいけないことがあるんじゃないの?」
「何?」
「野ブタ。を人気者にするんでしょうが!!」
「その話も前途多難だよな。だってこっちが何かしようとしたらすぐ変な噂が流れるし。」
「一体どこのどいつがやってるんだろう。そんな嫌がらせ!」
「暇なヤツがいるんでしょう!!今度はさ、こっちから噂を流してみねぇ?」
「いいね!先手必勝!」
「いつまでもやられっぱなしっていうのはバカらしいな!」
「バカらしいしな!」修二に紙飛行機を渡す彰。
紙飛行機を構える三人。彰が、
nb62

「じゃ、せーので、行くよ。せーー野ブタ。・・・。ハッハッハ。・・・すいません。」
「せーの!」
三人が飛ばした紙飛行機が軽やかに飛んでいく。
『そうだよ。バカなことは永遠にやってられねーんだよ。俺たちがここから、この空を見れるのは、あとほんの少しなんだから。』

放課後・・・・
修二が教室を出ようとすると、クラスメイトが修二に声をかける。
「さっきからずっと気になってたんだけど、カバンに何つけてるの?」
「別になんも付けてないよ。」
一人が修二のカバンについていた「ノブタパワー人形」を手に取る。
「あっ!!」遠くから、彰がサインを送る。彰が付けたものだった。
「いや、別に、これは、何も。」と修二。
「超かわいくなーい!?」
「可愛いよねー!」
「これ?可愛い?」
「ねー、どうしたの?それ。手作りじゃん。」
「上手だねー、すごい。」
何かをひらめいた修二は、
「実はね、これ、小谷が作ったの!!」
「うっそー!小谷さんが?」
「小谷が作ったんだってよ!」
クラス中にこの話が伝わる。
「ねー小谷さん、小谷さん!これ私にも作ってくんない?」
「私も私も!」
信子が修二を見ると、大きく頷きサインを送る。
「うん。」それを見て、信子も頷くと女子達は大喜び!!この話題でもちきり。それを見て、修二は、
「マジかよ!!」と呟いた。

いつもの屋上、修二は彰や信子を前にして、
「あのさ、野ブタ。の名前を、もっと広く知らしめるために、野ブタ。グッズを販売するから。」
拍手する彰。
「名付けて、『野ブタ。キーホルダー』、どう?」
「・・・で、こんなの売れんの?」
「今時、こんな変てこりんなものをな、可愛い、可愛い、超可愛い!とか、キモ可愛い!とか、百%可愛い!!とか言って、絶対ヒットするんだから。」
「あと、ブタ可愛い!!とか。まんまじゃねーか、バカヤロウ!」
「これで話題も作れるし、野ブタ。ってこんなの作れるんだーって意外性なところを見せ付ければ、野ブタ。の人気が上がること間違いなしだよ。」
「じゃあ・・・タダで配れば?」信子が口を開く。
「いや、だから、お金を払って、初めてありがたみがわかるっつーの?」
「なるほど!」と彰。
「いや、だからな、ここへ来て、野ブタ。の人気を一気に上げようっていう
作戦なわけ。」
nb63

「いよいよメジャー進出だね!」と彰。
「もち!そんな感じで、制作費のほう、よろしくな!」
「パパとケンカしてるから、お金なんて、全然ない!」
「・・・マジで!?」
頷く彰・・・・。

彰は修二、信子に付き添われ下宿先に戻る。
「おじさん・・・父ちゃん、まだ、いる?」
「なんだい今頃!昨日の夜帰ったよ。」と平山(高橋克実)。
「ほんと!?よかったぁ!」
彰の部屋は荒れ放題。
「うっわぁ・・・なにこれ、親父さんと、ケンカしたあと?」
「うちの親父さ、腕力だけは強いんすよね。」

三人は部屋を片づけ、キーホルダーを作り始める。
「これちょっとセコ過ぎるかな?」
「いや。そのチープな感じが逆にかわいいのよーん。」
「野ブタ。パワー、注入!」信子がポーズをする。
nb64

「何?」
「せっかくだから、入れたらいいかなって・・・。」
「その野ブタ。パワー注入したの、俺に、くれ!」彰が言う。
「いやなんで?」修二が聞く。
「知らないの?野ブタ。パワーの威力、マジ、ハンパネーから。」
彰の言葉に信子も頷く。
「野ブタ。パワーの威力・・・」考える修二。
何かをひらめいたのか、
「その手があったか!」修二が言う。
「その手ってどの手?」
「これを持ってると、願い事が叶うっていう噂流せばいいんだよ。だって、 女の子ってそういうの好きじゃん!おまじない、とかさ。」
「わかった!噂が噂を呼ぶ?」
「そう!これすっげー売れるんじゃねーの?もしかして。どうする?」
「ビル、売っちゃう?」
修二と彰は興奮しまくり!!

学校はもう野ブタ。キーホルダーが流行り始めている。

ちえが野ブタ。キーホルダーにむかって、お願い事をしている。
「何、お願いしたの?」
「文太君と、お話出来ますように!」
「け・な・げ・だ・ね・!」
修二はそれを聞いて、文太のところへ行く。
「文ちゃん。ちえって、可愛いと思わない?」
「マジノスケ?」
「マジノスケ!ほら、ちえって可愛いだろ。文ちゃんはだんだんちえが可愛く思えてきた・・・。文ちゃんはもう、ちえの魅力から逃れることは出来ない・・・。
可愛いぞー・・・」修二は催眠術も使えるんだね。(笑
「可愛い・・・、なんでかわかんねーけど可愛い!!」完全に催眠術にかかってる。
「これを持ってると願い事が叶うらしいんだよ。特別に今日、文ちゃんにプレゼントしちゃうからさ。
男はアタックあるのみだ!」野ブタ。キーホルダーを渡す修二。
文太はちえのもとへいき、
「可愛い・・・ちえちゃん。」
「んふ!文太君もかーわいい!」修二の思惑どおり、ちえの願いが叶う。と言うか、無理やり叶えた!?(笑
その光景を見ている、他の女子生徒。

他にも願いをかける生徒が出てくる。
去年、114の日で、水をかけられた手塚が、
「お願いします・・・。もーーーっと虫が寄って来るように、良ーーい男にして下さい!!」
彰は手塚の願いを聞いて、と言うかリサーチして、
「かしこまり~!」
二人が向かった先は、公園。網とかごを持って。

手塚が筆箱を開けるとその中にクワガタなどの虫が3匹、入っている。(良く、見つけたね。)
「グーーレイト!」喜ぶ、手塚。
彰と修二はしてやったりと言う顔。

野ブタ。キーホルダーが願い事を叶えてくれると言う事がわかり始めると、キーホルダーは飛ぶように売れ始める。流行とはこんなもんだね。
でも、バンドーたちは興味ないのね。

修二はいつものようにまり子(戸田恵梨香 )と昼食。
「最近さ、小谷さんとかや草野君とかと、よく一緒にいるよね。」
「そ、そうかな。」
「よく見かけるよ。」
「あ!これ作ってるからじゃない?」ノブタパワー人形を見せる修二。
「それ修二が作ってんの?」
「ん?いや、そういうワケじゃないんだけど、ちょっと俺も参加してんのよ。
 アイディア出したりとか、まぁ・・・アルバイト?」
「そうなんだー。儲かった?」
「うん!儲かった!あ!じゃあ今度奢るよ。」
「本当に!!、やったぁー。」

信子のもとへ蒼井かすみ(柊瑠美)がやって来た。
「すごい人気じゃん!!私も一個頂戴。」
信子は頷き、キーホルダーが入っている箱とは別に、カバンの中から
袋詰めされたちょっと豪華なキーホルダーを取り出した。
nb65

「ありがとう。これ、みんなのと、色が違うけど。」
「そ・・・それ、蒼井さん用に。」
「ホント?ありがとう!」
財布を取り出すカスミ。
「お金は、いらないから。」
「え?いいよ、払うよ。」
「いいの。・・・と・・・」
「もしかして、友達だから、おまけしてくれるの?」
信子が頷く。
「じゃあ、友達だから、タダにしてもらう。いい?」
信子が大きく頷く。
「ありがとう!大切にするね、これ、じゃあ、代わりにコレあげる。お土産。」
「・・・ありがとう」

信子は廊下を歩いている彰を捕まえる。
「どーした?」
「と、と、友達が・・・友達が、出来た!!」
「アミーゴ!?」
信子が彰の言葉に頷いた。信子が微笑んだ。

信子はカスミから貰った鯛焼きを半分にして、頭の方を彰に渡し、自分はしっぽの方を大事に両手で包み込む。
nb66

「俺さ、鯛焼き頭の方が好きなんだ。」
「そ、そうなんだ。」
「頭のほう食べてると、幸せな気持ちになんの。なんか知んないけど・・・・。これもその友達に貰ったの?」
信子が頷く。
「ウッカ。友達出来たんだもんな。野ブタ。パワーも売れるし、なんかどんどんみんなのものになっているみたいで・・・さびしぃー。」
「私は・・・全然変わってないと、思うけど・・・。」
信子の言葉に頷く彰。
そこへ、クラスメイトが信子を探してやって来た。
「小谷さん!こんな所にいた。」
「キーホルダー欲しいっていう子が来てるよ。」
すぐに、二人は戻っていった。
信子が教室へ戻ろうとすると彰は信子の手を捕まえて言う。
「そんなのどーでもいいじゃん。」
「・・・でも、欲しがっている人が、いるから。」
「・・・はい。」手を離す彰。
「プロデュースするっていうのは、みんなが欲しがるものになるっていうことか・・・。って俺、救われねーだっちゃ・・・。な!!」そう言って、信子からもらった、鯛焼きを一気に口に入れる。寂しそうな彰・・・。

彰の父・庄一(升毅)が平山豆腐店を訪ねてきた。
マスコット作りをしながら話す二人。ちょっと変。(笑
「この間、悪かったな。」
「いやいや。いつもながら、お宅の親子喧嘩はすさまじいね。」と平山。
「でさ、何これ?」
「彰がさ、学校で売ってるらしいよ。1個200円。」
「はっ!?こんなのが200円?俺よりいい商売してるな、アイツ!」
「豆腐と同じ値段! なのにこっちはバカ売れ。やってらんねーよね。あっ痛!!」
手を怪我し怒る彰の父。思わず、平山が座布団、盾に、身構える。この間の喧嘩で、わかったみたい。
「・・・俺さ、最近なんか、イライラしてるのって自分でもわかる!」
「あのー、カルパッチョ、いやいや、カルシウムが足りてねーんじゃないの?」
「ずーっと一緒にやって来たやつ、リストラしなくちゃなんなくて、はー、なんか俺もう、嫌なのよね、この仕事もう。」
「なのに、その仕事、息子に継がせるのか?」
「しょうがないの。会社ってやつは、後継者のことでぐちゃぐちゃになって、場合によっちゃ潰れちゃうんだから。出来るだけ早くみんなに納得させるのが肝心なんだって。」

「ただいまだっちゃ。」彰が帰ってきた。
「何だよとーちゃん、また来たの?しつこいのよー。」
「しつこいってなんだ、おまえ!えー、おまえが結論出さないから来たんだろーが!」
「だから会社なんか継ぎたくねーっだろうが!」
「なんだとこのやろ! 俺だって親父の会社継いでここまで大きくしたんだから次はお前がもっとでっかくするんだろうが!!」
「勝手なこと言ってんじゃないだろうが!なぁ!おいちゃん!」
「まぁまぁけんか腰しにならないでさぁ・・・」
「お前が継がなきゃカッコつかねーだろうがぇえ!?何でそんなことがわかんねーんだよ!」
結局再び、二人は大乱闘・・・・。

「なんってことでしょう・・・。豆腐おっことしちゃって、ここまでなりませんよ。」
突然、額がずり落ちる。
「額だけにね・・・。」
台風が去った後みたい。

2階で話す親子。今度はまともにね。
「何も今すぐどうのこうのって話じゃない。覚悟を決めろ。それだけの話だ。」
「・・・・だからその覚悟が決まんないんじゃんか。・・・・俺まだ17だよ。これから先、何十年も続く人生、何で今決めなきゃダメなんだよ。そんなの酷すぎるじゃんか・・・。」

桐谷家・・・・、
悟と浩二がキーホルダー作りを手伝っていた。
電卓を叩き、売り上げを計算する修二。
「うっわ!大台だよ!!」
「大台って1万!?」悟が聞く。
「10万!!」
「えぇっ!!そんなに売れてるの!!この紙ッ切れみたのが!!」
「そうそうそうそう!、他の学校の生徒もさ、みんな買いに来てくれるんだよね。」
「僕にもこれ一個頂戴!」と浩二。
「いいよ。お前それ好きなだけ持ってけよ。」
「やったー!」
「あ!その代わり宣伝だけは忘れんじゃないよ。」
「モチ!」
「モチ!よーし!このまま、どんどん行くぞー!」
「お前、楽しそうだね。」悟が部屋に入ってくる。
nb67

「そう?」
「サラリーマンに向いてるかもしれないよー?」
「・・・うそ?」
「何?」
「うそ?」
「オオマジ!!」

黒木(たくませいこ)は会議室に入ってきた、横山に、
「横山先生!!これいつになったら捨ててくれるんですか?」
「あー、これね、これだけは、捨てられないんです、すみません。」と横山。
「何、言っているんですか。何が入ってるんですか!?」
「嫌だ!開けないでーーー!!」
無理やり、箱を開けると
『使い捨てカイロ 横山タケシ』と書かれた冊子が。
「なんですかこれ?」
「これ、僕が向かし出した詩集なんですけど、全然、売れなくて、で、捨てようと思ったんですけど、清州時代の思い出で全然捨てられなくて・・・・」
入ってきた、校長(不破万作)とセバスチャン(木村祐一)と黒木は一緒に、読み始める。
「使っちまったカイロは、もう二度と熱くはならない。」
「いやぁもうやめて~。捨てますから、全部捨てますから~!」

横山は本をごみ箱に投げ入れ、寂しそうに、その一冊を手に取り読んでいると、なぜかゴーヨク堂店主(忌野清志郎)が横山の本を読んでいた。
「こういうのは、もう、全然?」
「はあ・・・。全然、書いてないですね。詩とかってほら、お金にならないじゃないですか。」
「生活の方、取っちゃったんだ。」
「・・・・ていうことですかね・・・。」
「後悔してる?」
「してないです。」
「全然?」
「信じられないかもしれないけど俺、今の仕事すごい楽しいんですよ。」
「これ、うちに置いてみる?」
「うそ??」

放課後、教室に残り売り上げを計算する三人。
「修二、売り上げは、おいくら万、ですか?」
「えっ!?マジでっ!?」
「見して!」
「じゃ驚くなよ?驚くなよ!?」
計算機を覗き込む信子と彰。
「うわぁ!」
「すごくねぇ?」
「すっげぇ!」
「あ-あっ!」どこからともなく、変な声が・・・
突然の声にびっくりする三人。声の主はキャサリン(夏木マリ)だった。教室へ入り、修二たちに、
nb68

「何だか浮かれてるみたいねー。何の話?金の話っかぁ。大丈夫。ヤメロなんてヤボなこと言わないから。話題のキーホルダー買いに来ただけ。1つ頂戴!」
「ごめんなさい。今、売り切れ中なんです。」修二が答える。
「あ、じゃ、次のヤツ予約ってことで。」
「アッザース。」
キャサリンが置いた200円に彰が手を伸ばすと、キャサリンは扇子で
机を叩いた。
「あんた達、これ、どっちが表だかわかる?」
「そんなの、こっちなのよーん。」100のほうを見せる彰。
「あー、やっぱりそっち言うか。本当は桜の絵の方が表なんだけど、今どういう訳か数字の方が表だってみんな思ってるんだよねー。」
「桜が表なんだ?」
「きれいな方を表だと思いたいけど、世の中、そういう訳にはいかないみたいね。
金に浮かれている若者よ!金には、裏と表があることを、ゆめゆめ忘れることなかれ。ん?ん?ん?」
3人の顔を順番に見つめて、キャサリンは笑いながら教室を出ていった。

学校で、カスミが信子にキーホルダーを見せて聞く、
「ねーねー。これ、小谷さんが作ったのと違うよね。」
「うん。」
「じゃあ偽者なんだ。」
「偽者?」
「なんかこれは、150円なんだって。」

いつもの屋上、偽物のキーホルダーが沢山ある。
「調べたら、他の学校のヤツラが作ってた。」
「明かにうちの野ブタ。のマネだっちゃ。」
「つーか偽者が出てくるとは思わねーよ!」
「君のお陰で僕は全然売れないブー!って感じで、売り上げガクンって下がりましたから。」
「ホントマジうぜーんだけど・・・。だって、こっちがオリジナルだぞ!なぁ。」
「・・・もう、いいんじゃないのかな。みんなに、喜んでもらえたし。」
「俺は嫌なの!!何でこんなのに負けなきゃいけねーの?」と修二。
「俺も納得出来ないのよー。」と彰。
「よしわかった!今まで稼いだ金、全部ぶっ込んでさ、バージョンアップしたの作ろうぜ!」
「いいね!誰にも負けないの作っちゃおう!」
「こんなモンに負けてたまるかっつーんだよ!」
「負けてたまるかっつーんだよ!」修二をマネする彰。

平山豆腐店・・・・
「そりゃー負けたくねーよな。」平山が彰に言う。
「でしょ?」
「お前の親父さんも、あん時そう思って家、出たんだよな。」
「家出たって、父ちゃんが?」驚く彰。
「あれ?覚えてない?」
「全然。」
「どうしても親の会社継いで働くのが嫌だからって、嫁さんとお前連れて、3人で家出して来たんじゃない、ここに。」
「で・・・どーしたの?」
「俺も庄ちゃんも、金ないからさ、4人で豆腐ばっか食ってたよ。」
「全然覚えてない・・・。」
「お前の親父もさ、いろいろ仕事探したんだけど、結局このままじゃ家族食べさせられないっていって、親に頭下げて、会社に戻ったんだよね。」

「負けたくないって思って家を出たものの、結局、負けて帰っていったんだよ、お前の親父さんは・・・。」

いつもの屋上、
修二と彰は信子が書いて来た、デザインを見せてもらう。
nb69

「おわっー」驚く修二と彰。
『前よりもっといいの、作ろうぜ! 
でもって、偽者作ったヤツラを見返してやるんだよ。
目標売り上げは50万円。ぜってーに達成してやる!』


今度は自作ではなく、業者に発注までした、キーホルダー。
でも、バージョンアップしたキーホルダーは生徒たちの興味を全く惹く事が出来なかった。
彰と信子が売っていても、前とは違い、誰も関心を寄せない。
「なーんだ。全然売れてないじゃん!」
「調子に乗るからダヨ!バーーカ!」バンドーたちが冷やかす。
陰から、この様子を眺めていた修二は、
「なにこれ!?ニューバージョン!?
「そう。」
「すげー!!ニューバージョン、超可愛い!!」
必死にみんなの感心を惹き付けようとする修二だが、修二でもダメって感じ。
もう、みんなの興味はないみたい。

美術倉庫に集まる三人、
「前のヤツよりゼッテーいいの作ってんのにさ、何で売れねーかな・・・。」
「みんな飽きちゃったのよーん。」
「飽きただけじゃ納得できねーじゃん。何でわかんねーかな・・・。」
怒って出て行く修二。
「カルシウム足りてますか!?って、飽きちゃったんだからしょうがないじゃんじゃん!!ね?」

修二は廊下に落ちた初代のノブタキーホルダーを拾う。
「修二。」まり子が声をかける。
「大丈夫?」
「うん?何が?」
「新しいキーホルダー、全然売れてないんだって?」
「別に全然ってわけじゃないけど・・・。」
「・・・私、買ってあげる。」
「いや、いいいい!!」
「だって売れないと困るでしょ?」
「だからいいって!」
「え?」
「・・・大丈夫。」
そう言い張り、まり子の前から立ち去っていく修二。

いつもの屋上・・・・
修二は初代と二台目のノブタキーホルダーを見ながら、
「俺、余裕ない・・・。つーかいつもの俺じゃねーよ。マジカッコ悪すぎ・・・。一生懸命やんなきゃ良かったよ・・・。マジほどほどにしときゃ良かった。そしたら失敗しても笑えたのに・・・。まり子にもあんな姿見せずに済んだのに・・・。」
落ち込む修二に信子が、
nb70

「一生懸命やるのは、悪くない。」
「結果出さなきゃ最悪だろ。」
「でも、誰かの、力になれたかもしれないし、 願い事、叶えたい人の・・・」
「そんなのはな、結果って言わねーの!」
「結果って、10万売れたとか、1000個売れたとか、そういうこと!?」
「・・・ああ。そうだよ。誰かの力になれたとか、別にそんなさ、もしかしてみてーな話とか、気休めにしかなんねーから。」
「みーなさーん!またやられちったー。パーン!」

ニューバージョンのキーホルダーに、黄色いペンキがかけられていた。
「犯人もバカだよなー。別に、売れ残りにペンキかけられたって俺たち困らなねっつーの!」と修二。
「どーしてこんなことすんのか、俺にはわからない。」と彰。
「かけてもらって良かったのかも。だって、次に、行けるから。私たち、次に行かなきゃ。・・・ね。」信子が言った。

彰が下宿先に戻ると父が売り上げの計算をしている、
「何だ、また来てんの?おいちゃんは?」
「配達。」
「そう。」部屋に行こうとする彰に、
「ちょっと待て~。話がある!」
「なに?」
「会社継ぐ話だ。あれ・・・お前の好きにしていい!」
「えぇっ!?何で!?」
「何でって・・・。ちょっと、これ見てみろ。」
机の上の金庫を広げて見せる庄一。
「俺がいるのは、こういう世界だ。一万円は一万円、百円は百円、一円は一円。きれーいに分かれんてるだろ?区切りがあるから、一万円は百円や一円の中には入れないんだなー。一万円同士、同じよーーなのが集まって、見るからにつまんねえ世界だよなー。・・・・まだこんなとこ入らなくていいや。お前は、道端に落っこちてる、十円玉のまんまでいろ。」
父の言葉に何も言えない彰・・・・。

信子は学校へ行く途中、公園に埋められた何かに気付くと、学校へと急ぐ。必死で走る。


自転車置き場でいつものように時間を確認する修二野本へ信子が息を切らせてやってきた、
nb71

「何?」
「来て!」と信子が言った。
「来てってどこに?」
「グットモーニングー。」そこへ彰もやってくる。
「二人とも、来て!」二人の袖を引っ張る信子。
「学校始まっちゃうのよーん。」
「いいから、来て!」

信子は修二と彰をさっきの公園まで連れていく。
「どうした?」彰が言う。
「ここ、掘って。」
言われたとおりに穴を掘る彰。何かを見つける。修二も掘り始める。
「あれ?何か、出てきた。」
「誰かの、宝箱だと思う。」
その箱を開けて見る修二。中にはいろんなおもちゃが入っていた。
「わぁ、懐かしい。小っちゃい時こういうの持ってたよね。
修二はその中に、野ブタ。キーホルダーを見つけ驚く。
「これ・・・。」
「私たちの、作ったものが、誰かの、宝になってたんだよ。誰かの、心の中に、残ったんだよ。私は、それで、充分だと思う。」
「一生懸命作ってよかったね。」彰が修二にそう言った。
修二はそのキーホルダーを見つめる・・・。

『野ブタ。の言うとおりだ。次に行かなきゃ、ね。だ。』

三人はニューバージョンのキーホルダーを燃やした。
nb72

その火を見つめながら鯛焼きを食べる彰。
幼い頃、父が1つの鯛焼きを半分に割って、アンコの多い頭を自分に
くれたことを思い出す。
「ほら、餡子の多いほうだぞ。」庄一が彰に頭の方を渡す。
「父ちゃんの宝物って、何?」彰が父に聞く。
「うん・・・。お前かな。」父が笑顔でそう答えた。

「鯛焼きの頭食べてるとさ、幸せな気持ちに、ならないか?」
「別に。なぁ。」と修二。
「うん。普通。」と信子。
「そか。やっぱ俺だけか。んっかんっか。」彰が笑った。

『横山先生の詩集が、ゴーヨク堂で売られて、ちょっとした横山ブームになった。』

「蜃気楼白いバラはバラ科の花
白い奥田君は耳鼻科の息子」

生徒たちは横山の詩集に大受け。
「どこでそんな笑ってんだ?」
不思議そうに首をかしげる横山。
その背後でけたたましい笑い声。キャサリンの声。
「イッヒッヒッヒッヒッ・・・・!!」
「そんな面白いの、あったっけ・・・」と呟く横山。
「奥田くん!イッヒッヒッヒッヒ!!」
笑いの止まらないキャサリン、なぜかロッカーに入る。
「まぁ喜んでるんならいいや。」横山は疑問に思いながら、立ち去った。

進路希望調査書が集められる。
『進路は・・・やっぱり1週間では・・・決められなかった。』

会議室にて・・・・
横山が生徒たちの進路希望調査書をチェックしている。
「道端の十円玉・・・草野彰。はぁー?、
笑って生きる・・・小谷信子。
ちゃんとした人間になる・・・桐谷修二。
何だコイツら。不真面目なのか・・・。真面目なのか・・・・。」
横山は微笑んだ・・・・

すれ違うサラリーマンを見つめる修二。
『この人たちも、悔しかったり、嬉しかったり、誰かを大事に思ったりしながら、働いているのかもしれない。』

学校の自転車置き場に到着する修二。
そこへ彰がやって来た。
「あのさ、俺、プロデュースやめたいんだけど。」
nb73

「ふーん、そっか。・・・え!?何で!?」
「苦しすぎるから。」
「苦しすぎる?」
「野ブタ。がみんなのものになるのが、苦しい!」
「どういうこと?」
「野ブタ。を俺だけのものにしたい。本当は誰かに見られるのも嫌なんだよ。」
そう言い彰は修二の前から立ち去っていった。

『人の心の中は、俺の想像を、はるかに超えている。』

「ちょっと待てよ!」
修二が彰の後を追った・・・・・。


あー、言っちゃった、って感じですね。彰の告白。 彰が信子を好きなのは前の回から、わかっていた事ですが、修二に言っちゃうとは。しかも、プロデュースまで降りると。
これで、三人の関係がどうなるのか、心配です。プロデュースはどうなるの?
三人で、うまくバランスがとれてきたと思うんです。お互い、影響しあって、成長してきました。そのバランスが崩れそうです。
また、野ブタ。に友達も出来ました。こちらの方の展開もどうなるのか、気になります。
今回は噂と流行ですか。どちらも永くは続かないし、それに影響されてもいけない。


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白岩 玄
野ブタ。をプロデュース

修二と彰, zopp, Shusui, Fredrik Hult, Jonas Engstrand, Ola Larsson, 山下智久, 十川知司, 亀梨和也, 馬飼野康二
青春アミーゴ (初回限定生産盤)

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  • 2007/03/06(火) 10:36:02 |
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