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野ブタを。プロデュースPRODUCE5「悪夢のデート」

修二(亀梨和也)がクラスの窓から、登校する生徒を見ている。
『髪も切って、結構可愛くなったと思うんだけどな。何で野ブタ。の周りだけ、どんよりしてるんだ?こいつには、何かが足りねーんだよな。野ブタ。に足りないものね・・・。こ、これだ!これだよ。野ブタ。に足りねーものは、この、男に媚びるような声だ!おぉ、男に可愛く見せようと、クネっと体をひねって見せる技。これだよ!男を引き寄せるテクニック!そっかそっか。野ブタ。に足りねーのは、男とのコミュニケーションだ!つまり恋の経験だ。』

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ある朝、信子(堀北真希)の下駄箱にラブレターが届く。思わず、腰抜かす信子。手紙を読む信子の声は震えている。「す・き・で・す・・・・」。

「恋か・・・」修二がつぶやく。さらに、
「恋ね・・・・」修二とシッタカが同時につぶやき、思わず顔を合わせる


その頃、彰(山下智久)はまだ下宿先にいた。
平山(高橋克実)に、「なんだよ、まだ学校行ってなかったの?」と言われ、
「靴履くのが面倒くさいんだもん。」
「何言ってんだよ。いい若いもんが。」
「なんか、すべてがどゅーでもいい感じ。」と言う。
「恋でもしたか?あれだろ?前は一人でも平気だったけど、今はやたら一人が寂しくてたまらない。でもって、雑誌やCDをやたら買い込んで、夜、一人時間を潰すんだけど、でもやっぱり寂しくてたまらない!」
「だっちゃ。」
「それが、恋よ。」
「おいちゃん、すごいね。」
「だって、俺、恋の現役生だもん。」
「おいちゃん、恋してんの?」
「まあ、俺の場合さあ、仕事に恋してんだけどね。」
「仕事か?」
「ほら、こんなところでボヤボヤしててもいいのか?今頃ライバルが、よし、今日こそ告白してやろうって思ってるかもよ。」
平山の言葉に、彰は慌てて学校へと走り出す。
「ほんもんだな。」

信子はラブレターをカバンにしまい、教室へ入っていく。
シッタカが信子に手を合図する。信子は思わず、その場を去り別の入り口から、教室へ入る。
「えっ?えっ?えーーーーーーっ?」

屋上にいる信子(堀北真希)と修二(亀梨和也)の2ショット写真をデジカメで
撮影する女子生徒。まり子(戸田恵梨香)にはどうも見えません。子分?(笑
「次の作戦考えたんだけどさ・・・・、あいつは?」彰がいない。
信子が指を差す。
「コン。」返事を送る彰。
「こっち来いよ。」
彰は信子の元へ行けない。
「何してるの?お前はキタキツネかよ。」

「いや、俺思ったんだけどさ、野ブタ。に決定的に足りない所って、キャピキャピだと思うんだよね。」
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「キャピキャピ感?」
「うん、弾けてないってーの?だからさ、恋愛しろ!」
「恋愛って!」慌てる彰。
「お前、恋愛いいぞ。肌つるつるになるらしいからな。」修二が構わず続ける。
「ツルツルじゃん!充分じゃん!目?悪いんじゃん、修二ちゃん!」
「うるさい、しっ!」
信子は二人にラブレターを見せる。
「ラブレター?野ブタ。に?うそっ!うわ、シッタカじゃん。」
ラブレターを取り上げ、「嘘じゃ。なんでじゃあ、これ・・・」動揺する彰。

「いい相手って、あれですか?」花占いをしてる知ったかを見て彰が言う。
「うん。」
さらに語気を荒げて、「いい相手って、あれですか?」
「なにしてんだよ。」
信子は修二のジャケットの裾をひっぱり、「私・・・無理だと思う。」
「大丈夫だって。任せとけって。恋愛してこそ高校生だ!」

『そうだよ。
 明るく正しい男女交際、やってやろうじゃねーの!』

「ちょっとだけね。ちょっとだけ、いいかな、とか、思ったわけよ。」
シッタカが修二に打ち明ける。
「俺もね!俺もね!ぶっちゃけ、小谷、ちょっといいかもって思ってた!」
「うそ!?お前もそう思った?思ったか。」
「あいつ絶対時間が経つと人気出てくるから、今のうちに抑えておかなきゃ。」
「だろ、だろ、俺もそう思ったんだよ」興奮するシッタカ。
「じゃあ、ダブルデートしよう。」知ったかを誘う。
「ダブルデート?」

お昼休み。
いつもの実習室でお弁当を広げるまり子と修二。
修二はまり子の指に入ったトゲを取りながら、ダブルデートに誘う。
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「ダブルデート?」
「うん、お弁当とか、持っていくのもいいかなあって思ってさあ。」
「うん。でも、ほんとかな?」
「でも本当かなぁ。」
「何言ってんの?本当だって言ってんの。」
「だっていつもさぁ、約束しても修二ドタキャンなんだから。」
「おし、取れた。ほら。」
「ほんとだ。すごい。修二ってこういうの上手いよね。」
「だから俺に任せとけって言ってんの。」
「うん!」

信子にデートの件を伝える修二。
「デート?」驚く信子。
「別にそういう、大げさなものじゃなくってさ。
 俺も一緒に行くし、大丈夫!な。」
「でも・・・私、デートなんて、したことないし。」
「じゃあ尚更だよ。だって、このまま誰とも付き合わずにさ、一生、一人で寂しい人生送るつもり?」
目で合図する修二だが、逃げてしまう信子。

廊下でシッタカとバッタリ会った信子。追いかけてきた修二はそれを目撃する。「近寄れ、もっと近寄れ」修二は言うが、知ったかが信子に近づくと、信子は離れていく。「ばかばか、逃げんなよ。」修二の重いも空しくは、信子は逃げ出してしまう。
「修二、俺やっぱ嫌われてるみたい!」とシッタカ。
「え?どうしたの?」
「行っちゃった。」
「違うよ。それは彼女なりの、お前に対しての好きっていう表現だと思うよ。」
「彼女なりに好きってなんの事?」
二人のことは、あっという間に噂が広まる。
「シッタカ、お前、趣味悪すぎ。」「小谷のどこが良いんだよ。」バンドーたちがからかった。あなた達より可愛いと思うけど。
「人を好きになるって言うのは!!」つい大声になる修二。
クラスがしんと静まり返り、急に弱気になる。
「・・・美しいこ・・と・・・じゃん。」
クラスの生徒たちは修二の意見に同調する。
彰は修二たちを黙って見つめていた。

学校の帰り道、
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「デートなんてさ、気軽にやってる事なんだし、ね。だって、シッタカだってお前の事、本気で好きって言ってんだよ。」
「好きじゃないから。」彰が言う。
「あいつの気持ち、無視すんの?」
「そんなの無視なのー。」
「行くよな?」彰は必死に反対するが、
「な、行くよな?」修二の必要な誘いに信子もうなずく。
「よっしゃ!野ブタ。、頑張るぞ!な!」修二が信子の肩に手を置く。
その手を振り解き、「嫌だ!スケベ!嫌だ、行かないよね。」と彰。

その三人を見つめる怪しい瞳。その様子を写真に収めて立ち去る。
フラッシュに気付く三人。
そのとき、何とも言えない妙な泣き声が聞こえてくる。「あーははっ、あーははっ・・・」
「この笑い声聞くと、不吉なことが起こるのよー。デート、上手くいかんかもんね」と彰が言った。

学校でも、変な泣き声が聞こえていた。
nb51

「何ですかあれは?」横山(岡田義徳)
「空から聞こえません?」黒木(たくませいこ)が言う。
「またこの声か!」と校長(不破万作)。
「また何か悪いことが起きるんですかねー。」とセバスチャン(木村祐一)。
「この声聞くと悪いことが起きるんですか!?」と黒木。
「まぁ噂ですけどね。」
「去年の2-Cの警察沙汰、確か、この声の直後だったよね。」
「あれはこじれましたね。」
「うちのクラスじゃありませんように・・・。」思わず祈る横山だった。
「この声、教頭先生の笑い声に似ていません?」
「私も、そう思ったんですよ!」みんな思ってます。(笑
学校内の電気が消え、慌てて去る教師たち。

いつもの屋上、三人が集まっている。
ダブルデートを前に、信子を特訓する修二。
「知らなかったー!シッタカ君って、頭いいんだね!ヘヘ。・・・みたいな感じさ相手をおだてることが大事だから、ね。あとさ、お前すぐ逃げ出すの禁止ね。あともしさ、あいつがなんか、お前に触ってこようとしたら、やんわり、断れ。やんわり。今からそれ教えるから。いい?いくぞ。こういう風にもしあいつが・・・」
「ちょっと待て!!そっからは俺がやるから。」彰が手を挙げる。
「別にいいよ。」
修二に代わって彰が信子の隣に座る。
「シッタカが、野ブタ。を、抱く。」指示を出す修二。
「抱くって・・・。スケベ!」
「は!?」
「肩組むとか、そういう、言い方、あるじゃない。」
「どっちだって、なんだっていいんだよ。じゃ、もうシッタカが、野ブタ。と肩組む!」
「・・・・・あ!動かない!うーん、うごかない、手が。」
「何やってんの!もういい、チェンジチェンジチェンジ!」
修二が再び信子の隣に座る。
「こうやって、シッタカが、お前に、うーんとくるからな・・・・」
「わかった、わかった。あの、修二と俺でやろう!」
「何で?」
「その方が、客観的に見えて、わかりやすいのよー。」
「そっか。そうだな。じゃ、どっち役?」
「修二が野ブタ。で、俺がシッタカ。」
「俺が、野ブタ。ね。わかった。俺が野ブタ。役をやるから、見てろよ。なあ。」
うなずく信子。
二人が並んで座る。
nb52

「俺、お前のことが好き!」修二を抱きしめる彰。
「ダメ。ダメなの。ダメ。」
「あの、心臓が、バクバクいうぐらい、好きだっちゃ。」
「わかんない!」クネっと体をひねって見せる技を使う修二。信子がマネをする。
「もう、こんぐらい好き!」両手を大きく広げる彰。
「私も好き!」手を組んで可愛く答える修二。
唇を突き出す二人。
そこにやって来た横山、二人の様子に驚いて持っていた紙袋を落とす。
修二と彰もびっくり!
「いや、違うんです!」慌てて、横山の元へ行く修二。
「大丈夫、俺、口固いから。」と言い立ち去った。
頭を抱える修二!

修二はまり子と打ち合わせ。
「今回はさ、小谷とシッタカをくっつけるワケじゃん。そこに、まり子がいると、小谷のダメな部分がさ、目立っちゃうんじゃないかなって。」
ビンの蓋を開けようとしながら修二が言う。
「貸して。」ビンを渡す修二。
「じゃあさ、私、めちゃくちゃ悪い女やってあげる。小谷さんの引き立て役やるから、任せて。」
「引き立て役?まり子が?無理無理無理!絶対無理!」
修二が空けられなかったビンの蓋を開けたまり子。
「はい。」
「すっげー。」
「任せて!」
「あ、じゃあさ、デートを成功させるポイントとか教えてよ。」
「ポイント?それは最後に、今日は楽しかったっていう言葉だと思うよ。」
「そうだ。それがまた次会いたい!っていうふうにつながるんだもんな。」
「でも、小谷さんが心から言わないとダメだと思う。」
「偉い!そうだよ。心から言わなきゃ。心だよ。それ、ポイント高いな。心から言わなきゃなあ。」

デート当日・・・・彰の下宿先に集まる修二と信子。
修二は信子とシッタカの分のお弁当作り。
「よし、これで出来上がりだ。これがシッタカの分でしょう、このれが野ブタ。の分。で、俺の分はまり子が持ってくると。」
「俺の分はどこだ?」ハート型の海苔をつけてる彰、可愛い。
「だって、お前、関係ないじゃん。」
平山からお茶を受け取る修二。
「で、俺はどうしたらいいわけ?」彰が聞く。
「家にいればいいじゃん。テレビ見てればいいじゃん。」
「お前らデートで、俺だけ家か。」
「だってお前が来ると、まとまるものもまとまらなくなるし。絶対来んなよ、お前。」
彰を残し、二人は出かけていく。

修二と信子は待ち合わせ場所へと向いながら、練習。
「じゃあ、今日は楽しかったです、って言ってみ。」
「今日は楽しかったです。」
「ちがうなあ・・・、もっとうきうきした感じ。こう、今日は楽しかったです。みないな。」と見本をアクションをつけて見せる修二。
「今日は楽しかったです。」
そこへ二人の後をつける怪しい男、登場、って、彰だけどね。
「じゃあ、手を繋ぐ練習するか?」
手を繋ぐ二人。


修二は信子と途中で別れ、別々に待ち合わせ場所に向かう。、信子に
「よう、小谷!」と声をかけられ、返事する信子。しかし、ぎこちない動き。
「おはよう。」修二が言う。
まり子も「今日はよろしくね!」と声をかけた。
「今日は・・・楽しかったです。」緊張のあまり、間違える信子。
「って言う一日にしたいんだよな。な、そういう一日にしよう。」
うまくフォローして、デートへ出発。

まず、四人はショッピング。
悪女ぶりを演出するまり子は、買い物しまくり。
買ったものすべてを修二に持たせる。

修二はまり子と手をつなぎ、後ろを歩く信子とシッタカにアピール。
信子は少しずつ手を伸ばし、ようやくシッタカの袖口を掴む。
二人を見張る彰、辛いね。

彰がゲームセンターで張っていると、なぜかそこへゴーヨク堂の店主(忌野清志郎)がカートに本を乗せて登場。ここまで、来ますか?(笑
「シトシトピッチャンシトピッチャンシト・・、おぬし、素敵な昆虫図鑑はいかが?」
「1億!?」

彰はその本を手に、再び尾行開始!って、あの本を買ったのか。彰なら帰るんだろうね。(笑

公園では、四人がお弁当を広げていた。
信子の弁当(修二が作ったもの)を広げ、
nb53

「可愛い」と感激するシッタカ。
まり子が持ってきたお弁当は焦げた玉子焼きのほか、見た目、どこか不味そう。
「うそぉ!」思わず修二もそう叫ぶ。
「美味しそうでしょ?」とまり子。わざとしたんですね。信子を引き立てるために。
「お前、いつもこんなの食べてんの?」とシッタカも驚く。
「そうだよ!今日、豪華!」
「修二、お茶は?」
「ある、ある、待って。」と出納を渡す修二。
「じゃなくって、コンビニのじゃないと嫌だ。」
「えっ?」
「買ってきてよ。」
「あっ、はい。」
「あー、温かいやつじゃないと嫌よ。」
「あー、そうだよな。いつも温かいの。忘れちゃって。ごめん、ごめん。じゃあ、買ってくるね。」
わがままぶりなまりこをみて、
「上原ってあんな性格なの?」シッタカがこっそり修二に聞く。
「う・・・うん。」
お茶を買いに行く修二に、まり子はVサインを送った。
悪女っぷりを熱演するまり子。これが素だったりして。(笑

お茶を買って戻る途中、修二は彰を見つける。
「てめえ、なにしてんだよ。」
「奇遇なのぉ。」
「お前、くんなっつっていったよな。」
「俺達、ひょっとして、スーパーベストカップル。」
「絶対邪魔すんじゃねーぞ!」と修二は念を押す。
「あんなにくっついてる!」気が気じゃない彰。
「これで絶対成功確率、99.99999999%だ!」と修二。
「成功しねえし。」
「邪魔すんじゃねえぞ、邪魔すんな。」と彰に言い、修二は三人の元へ戻っていく。

修二とまり子は
「俺達、行くところがあるからさ。」
「銀座で買い物、じゃあね。」と言い、信子とシッタカを二人きりにする。
信子の心細そうな様子に気付く修二。
「修二ってさ、小谷さんのお父さんみたいだね。」
「えっ?お父さん?」
「そう。」
「ショックだあ。」
腕を組んで歩く二人の後姿を、信子は寂しそうに見つめていた。

修二たちが帰ったあとも、彰は信子を付けていた、いや、見守っていたかな。
シッタカが飲み物を買いに行った隙に、
「の・・・野ブタ。パワー、注入!」と信子。
「ばっかだなぁ。お前は今、デートの、最中!」
彰は同じ振りで言ったあと、微笑む。

駅のホーム。
「なんか、今日、悪かったね。」
「ううん。うまく行くかなあ、あの二人。」
「大丈夫だよ。だって、まり子の悪人ぶり、スゲー良かったし。」
まり子は笑ったあと、
「今日は楽しかったです!」
「・・・おぅ。」
「心こもってなかったかな。」まり子が言うのを修二は黙って聞いていた。いつもクールな修二は何を思っていたんだろね?

シッタカと信子は水族館へ向った。
「可愛い・・・。」二人は楽しそうに見て回る。
彰は相変わらず二人を尾行していた。

エスカレーターに並んだ二人。シッタカが信子と手をつなぐ。
「アキラ、ショーック!」後ろにいた明が言う。

「映画のキャリーの最後がね、キングは気にくわなかったらしいんだよね。でも、その作品で彼は人気が出たっていうか。デバルマって結構怖いんだよ。最後見たら絶対びっくりする!なんか、いきなりブワーッて・・・」
シッタカの話を頷いて聞く信子。

二人の側で絵を描いていた老人が突然倒れる。
信子は駆け寄り、「大丈夫ですか?」と声をかける。
「どうしよう。」シッタカを見る信子。シッタカは戸惑うばかり。
「おじいさん、大丈夫ですか?とりあえず、救急車!」
信子の言葉に、シッタカが動けずにいると、
「俺が呼ぶのよぉ。」彰が駆けつける。
信子は老人に呼びかけながら、嘔吐物を手で拭う。
「私のカバン、取って。」信子がシッタカに言う。
シッタカはカバンを渡す時、信子の手に触れ
nb54

「汚ね!」と言い、思わず飛び退ける。
悲しそうな信子の目・・・。
「違う!違う、そうじゃなくて、そのおじさん触った手だから。・・・違う、違う、そうじゃなくて、違う、俺・・・・」必死に弁解するだけで、何も出来ないシッタカ。彰は「水族館の人、呼んでくるね」と言って去っていった。
信子は悲しみでいっぱいの目でシッタカを見つめ、そして倒れた老人に視線を戻した。

救急車に乗り老人に付き添う彰と信子。
落ち込む信子の手を取り自分の頬に当て、
「全然汚くねえだっちゃ。」
そして信子の手を見つめ、
「ほら見て。とっても優しい手じゃないか。なぁおじいちゃん。」
彰はそう言った。
信子は本当に心配そうにおじいさんを見つめる。

その頃、水族館に残ったシッタカは座り込んだまま、
自己嫌悪に陥っていた。

病院の待合室で待っている間、信子は彰に言う。
「一生懸命、やってくれたのに、ごめん。」
「デートのことか?」
信子が頷く。
「私のために、上原さんまで、がんばってくれたのに。」
「野ブタ。のせいじゃないじゃんか。」
「でも、私がもっと、上手くやれれば。」
拳をぎゅっと握り締めて信子が言う。
「期待に、こたえたかった。上手くいって、み、みんなに、ありがとうって、言いたかった。」優しく見つめる彰。

看護士が二人に、あのおじいさんはただの酒の飲みすぎで、もう大丈夫だと伝えにくる。
二人はほっとし、病院を後にする。優しい二人だね。
病院を出ると彰は空を見て、
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「空、きれいだね。」
「うん。キャッチボール、したいような、空。したことないけど。」
二人は青空を見つめた。

「つかそのポールを投げ返したいと思ってる。二人のグローブに、スポンっと、届くように投げ返せたら、気持ちいだろうな。』

信子の語りとともに二人はキャッチボールをする。
信子の語りって初めてだよね。やっぱり、変わり始めているよね。

修二は家に戻ると、母・伸子(深浦加奈子)の靴!
寝ている母を見て、父・悟(宇梶剛士)に「生きてるの?」
「出張から帰ったらバタン・キューよ。そのまま寝かせてあげなさい。」
弟・浩二(中島裕翔)が「オクラ、買ってきたよ。」戻ってくる。
「今日、しゃぶしゃぶでしょ?」
「寝言でオクラってなあ。」
「ねえ。」
再び、伸子が「ブロッコリー!」と叫んだため、また買い物に行かされる浩二。

オクラとブロッコリーで、しゃぶしゃぶする修二たち。
「ねえ、しゃぶしゃぶは?」修二が言う。
「母さん起きないから無期限延期!」と悟が言う。
「えー、お肉食べたかったなあ。」浩二が言う。
お母さんって、いったい何者なんでしょう。初回に出った切り、今回が二度目。

自分の部屋でベッドに横になった彰は自分の手を見つめ、頬に触れ、信子の手を取り頬に当てたことを思い出す。
「手!俺、すげー大胆じゃん!どうしよう、どうしよう!恥ずかしい。野ブタ。!もう野ブタ。の顔見れねーよ!どうしよう!恥ずかしい!・・・・」と大パニック!
「若者は一人、悶々としているわけだ。」
平山は酒を飲みながらそう言った。

翌日、学校の屋上から大量のビラが撒かれる。
『驚くべき小谷信子の男関係、今度の餌食は2B植木君』
信子がシッタカの腕をそっとつまむ写真が載せられていた。

そのビラは、学校中に張り巡らされてあった。ご苦労さんと言ってあげたいくらい、沢山貼って有りますね。大変だったでしょうね。
壁や窓ガラスに貼られたビラを一枚一枚剥がしていく彰。
「こういうの嫌いなのー。」

別の場所で信子も黙々とビラを剥がしていた。

美術室・・・・
nb56

「シッタカはさ、こんなビラが出回っても、お前と付き合いたいって言ってんだ。実際付き合っちゃえばさ、みんな、こんな噂すぐ忘れるし。だから、あいつと、仲直りしてさ。」修二が言う。
「でもシッタカは、野ブタ。のこと、キッタネーって言ったんだぜ。」と彰。
「いやだから、それは、あいつも反省してんだ。反省してんの。だからさ、あいつのこと、許してやって、ほしいんだよね。まだ怒ってんの?」
「やっぱり、好きでもない、人と付き合うのは、よくないと、思う。」
「何言ってんの?だってそんなの、みんなやってることだしさ。人とこう、上手やっていこうと思ったら、いろんな経験とか必要だし。だってお前、人気者になりたいんでしょ?だって、人気者になりたくて、がんばってるんじゃないの?違う?」と修二。
少しの間の後、信子は顔を上げて言う。「別に・・・。」
「別に!?だって、俺たちそのためにがんばってんじゃないの?違うの?じゃあさ、人気者に、なりたくないの?」
修二の顔を見つめ、信子が頷く。
「はぁ!?は?何それ。じゃ、俺一人でバカみたいじゃん。なぁ。意味わかんねーんだけど。お前、こんなビラが出回ってんだぞ。お前なんてすぐ誰にも相手にされなくなるよ、ねぇ。」
「それはお前はそのビラ信じてるってことか?」彰が言う。
「別に信じてるとか信じてねぇとかじゃなくて。そりゃ信じてねーけど、こんなのさ、あちこちベタベタ貼ってあるんだぞ。みんながそういう風に思うのは時間の問題じゃんか。」
「ビラが出回って、野ブタ。の価値が下がるから、今のうちに叩き売れって、俺にはそういう風に聞こえるんだけんど。野ブタ。は野ブタ。じゃん。ビラ出回ったって、ここにいるのは俺らの知ってる野ブタ。だし、何も変わってないじゃんか。」
彰の言葉に修二は黙り込む。
外からはあの変な鳴き声。
修二はビラを投げつけ部屋を出て行く。

修二は、教室の手前でクラスのみんなの会話が耳に入る。
「このビラ怖くねー?」
「女子トイレにも貼ってあったよ。」
「男子トイレにも。」
「学校中だね。」
シッタカは教室の隅でポツンと一人考え込んでいる。
「でもさ、小谷も小谷だけど、上原まり子も相当感じ悪いらしいよ。」
「料理とかも下手なんだって。」
「なんだ。自分で上手いって言ってるだけなんだー。」

「ねぇ上原先輩の噂聞いた?
 あの先輩自分でお弁当作ってないんだって!」
「マジで?詐欺じゃん!」

修二はバスケ練習中のまり子を訪ねていく。
「昨日のデートのせいでさ、まり子にまで変な噂流れちゃってるからさ。」
「ああ。いいんじゃない?別に。」
「え・・・本当のことじゃないじゃん。」
「本当のことは、修二が知っているからそれでいいの。」
「いや、・・・でもさ。」
「だからいいんだって。誰か一人だけ、本当のこと知っててくれれば、それで充分。本当のことは修二が知っているからそれでいいの。」
まり子を見つめる修二。
「ごめんね。私まだ練習の凝っているから。」
練習に戻ったまり子を、修二はしばらく見つめていた。

帰り道、修二が自転車を漕いでいると、また、あの鳴き声。
キャサリン(夏木マリ)が木の上から回転ジャンプして着地する。さすが、烏天狗。
nb57

「何してんすか!?」
「アハハハハって鳴く鳥、捕まえたー!」
手には鳥かご。中には九官鳥がいた。
「うわ!九官鳥!」
「そう。どこかに飼われてたのが、逃げてたんじゃないの?」
けたたましい鳴き声を披露する九官鳥。
「私の声に似てるとか言われてさ、いい迷惑だよー。」
「鳥だったんだ・・・。」
「何?何なに?冷静沈着な桐谷修二も、噂ごときに惑わされたか。あ、ねえ、こういうのにも、惑わされたりしてる?」
手に持っていたビラを見せ、キャサリンが続ける。
「桐谷、恐れるな。これはただの紙切れだ。どこにでもある、ただの紙切れ!アッハッハッハッハ!」
キャサリンはその場を後にした。

帰ってくる修二。
父親が空を見上げている姿に気づき声をかける。
「何してるいの?」
「母さんまた仕事行っちゃってさ。」
「で、父さんは、何してるの?」
「母さん乗せた飛行機が、もうすぐここ通るからさ。」
「こんなに会えないでさ、結婚した意味とかあるの?」
「バカだなぁ。なかなか会えないから結婚したんじゃないか。結婚さえしておけば、年に何回かでも会えるだろ?」
「マジ!?」
「マジマジ、大マジだよ。俺のカッコいいところとか、情けないところとか、くだらないところとか、全部知ってくれている人がさ、世の中のどこかにいると思うだけで、俺はいいの。それで充分なの。」
「ふーん。・・・あ、あれかな?」飛行機を見上げる二人。
「あれあれ!のーぶたーーん!」
「野ブタ。?」
「昔そう呼んでたの。のーぶたーーん!」

「やっぱり、好きでも、ない人と付き合うのは、よくないと思う。」
修二は、信子の言葉を思い出し、また考えた。

「しゅーじくん!」
自転車を走らす修二を呼び止める彰。
「なんだよ。何?」
「俺についてこい。」
「何で?」
彰は修二を連れて、信子のあとを追う。
「野ブタ。のあと、つけてんのよーん。」
「何で!?」

信子が犬と向き合い笑顔の練習。
「ここで、トラキチ相手に笑顔の練習するんだっちゃ。」彰が修二に言う。

神社に向う信子。
「で、ここで必ず頭を下げて、」彰が説明する。

「買いもしないのに野菜眺めて、」と彰。

「か、可愛いですね。」花屋の店員に話しかける信子。
「あんただって可愛いわよ。」店員が答える。
「花屋のおばさんと話して。」と彰。

暗くなった公園、信子はビラを契り鼻歌を歌いながら花を作る。

「俺たちさ、野ブタ。のこと何も知らないよね。ていうか、知ろうとも思ってなかったっしょ。野ブタ。の願い、知ってる?いつか人気者になって、お前に、ありがとう!って言うことなんだっちゃ。」

「野ブター!修二君が、お前に話があるってよ。」
nb58

彰の言葉に信子は驚いて振り返る。
彰の言葉に、修二はビラをくしゃくしゃに丸め、信子に言う。
「俺やっぱさ、・・・・・俺がお前を人気者にしたい。」
くしゃくしゃに丸めたビラを信子に投げる修二。
それを受け止める信子。
信子は、修二が投げたビラを見つめ微笑んだ。
修二と彰も、そんな信子の様子に微笑んだ。

『そして、普通の女の子みたいに、くだらねー事で、おなかの皮がよじれるぐらい、涙流して笑うところを、見てみてーんだよ。』

信子が修二にビラを投げ返し、修二がまたそれを投げた。

『ビラは言うとおり、ただの紙切れになって、デートは、予想外の展開を見せた。』

蒼井かすみが信子の席にやってくる。
nb59

「小谷さん。小谷さんが助けてくれたの、うちのおじいちゃんなんだ。」
「あ・・・そうなんだ・・・。」
「ありがとう!おじいちゃんね、すごい喜んでたんだ。今度顔見せてあげて。絶対喜ぶから。ね!」
「うん。」
クラス中が驚いたように二人を見つめる。

『野ブタ。に、友達が出来た。俺は今、訳もなく思っている。負けたくない。人の幸せを、素直に喜べねーやつにだけは、俺は、絶対に、負けたくない。』

商店街を並んで歩く信子とかすみ。
「知らない?じゃあ、今度連れていってあげるね!」
かすみの言葉に頷く信子。
「小谷さんって、もんじゃ好き?」
「うん。・・・好き。」

二人の背後でカラスが不気味な鳴き声を上げ飛んでいった・・・・。

今回のテーマはは噂に惑わされるなですかね。

男女に恋愛は付き物で、自然な成り行き。と言う事で、今回はWデートと言うより、信子のデートがメインとなるはずですが、もっとも信子に近い人物が意外にも信子が好きだと言う事が今回はっきりしましたね。彰です。明らかに恋してますよね。今まで出来ていた何気ないスキンシップが出来なくなってしまいました。

デート中に起きたアクシデントで、デートは台無しになります。けれどそのことで、信子はとても思いやりがあり、優しい子であると言う事が、はっきりわかりました。そしてまた、彰も頼りになる存在であると言う事も。

二人は確実に成長して、変わっています。これから桐谷修二がどんなプロデュースをするのか、楽しみです。

公式HPはこちら

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好きでもない人と付き合うのは
だめだっちゃi-177

  • 2007/06/17(日) 08:41:53 |
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  • 修二と彰と俺と野ブタ #-
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h9

v-17v-40太字の文斜体の文下線の文色付きの文字打ち消しの文koふ12KO

  • 2007/08/15(水) 01:43:09 |
  • URL |
  • g9 #-
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  • 2009/03/09(月) 15:21:14 |
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