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あいのうた第二話「幸せなんて私に似合わない」

片岡家・・・
「良かったな亜希。」
「うん。」満面の笑みを浮かべる亜希。そこへ洋子が現れる。
「なに?」
「ありがとう。ありがとう、お姉ちゃん。」
どう反応していいのかわからない洋子。
「ありがとう。ほんとに。」礼を言う片岡。
「別に・・・。」
「ありがとう。」
「もう、いいわよ。わかったから、止めてよ。」
「・・・・」
「ってことはさ、あれだよね、死のうとしたわけじゃないってことだよね。」
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「そうだけど。」
「そっかあ。イヤー、勘違いしたなあ。ごめん。」
「死なないわよ、もう」
「なんで?」片岡が聞く。
「なん、何でって、それは・・・・。」
「記憶がないんだから、死のうとした理由も忘れちゃってるんじゃないのかな。」大が助け船を出す。
「あ、そう、そうよ、そういうこと。」
「うん、そっか。そうだよな。それもそうだな。」片岡。
「そうよ、記憶がないんだから。あははははっ。」笑ってごまかす洋子。
「じゃあ。」出て行こうとする洋子。
「どうして?」
「どうしてって、世話になる理由がないし。それに私苦手なの、こういうの。」
「こういうの?」
「こういう、幸せっぽいのが苦手なの。肌に合わないわけ。蕁麻疹とかでそう。似合わないのよ、私には。あっ、って言うか、そんな気がする。」
「幸せが似合わない人なんていないよ。」
「そう言うの、ほんとむかつく。」
「ごめん。」
「別に謝ることはないけど・・・・。もう関係ないし。」出て行こうとする洋子。
「ここに居なよ。・・・・・居なよ。記憶が戻るまで。」引き止める片岡。
「なんで?」
「・・・・・」片岡の元へ子供たちが寄ってきて「お腹空いた。」
「そう、そうだなあ。飯、飯。あっ、飯食いに行こうか。ね。」
「へっ?」片岡の提案に困惑する洋子。


場所は変わって、海鮮米問屋『竃』にて・・・・
亜希がフルーツを洋子に渡す。
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「何これ?」
「あげる。」亜希が言う。
「いらないわよ。あ、嫌いなんだ。」
「違うもん、好きだもん。」
「亜希、好きだよな。それな。」片岡が言う。満面の笑みで答える亜希。
フルーツを自分の方へ引き寄せる洋子。替わりに違うおかずを亜希に渡す洋子。
「嫌いなの?」亜希が言う。
「好きよ。」
「ありがとう。」
「俺からはこれを。」
「お父さん、嫌いじゃん、それ。」大が突っ込む。
「あれ、言うなよ大。」
再び悪夢が始まろうとしている。隼がソース瓶を持って、かけようとしている。
それを見た、洋子たちはみんな屈んで非難する。今度、被害にあったのは店のご主人だった。

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車の中にいる柳沼と飯塚。
「でも、あれだよね。いい感じだったよね。片岡とあの娘。抱きしめちゃってさあ、なーんか、いい感じだったなあ。」コーヒーを飲もうとする飯塚。それが癪に障ったのか柳沼は見計らって、急発進させる。飯塚は熱いコーヒーを飲むことに・・・・・
「わざと?」勘がいい飯塚。
「・・・・・」答えない柳沼。
「ねえ、わざと?」
「はい!!」
「そうなんだ。」勘が鈍い飯塚さん。(笑

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片岡家、夜・・・・
一人部屋で薬を飲む片岡。妻の写真に語りかける。
「なんか、おかしな女の子だな。・・・・・どうだ、そっちは?えらいだろう?ちゃんと薬飲んでるよ。苦手なのにさ。」
片岡さん、なんの病気なのかな?

洋子は子供たちの寝ている姿をみていた。
お母さんに買ってもらったバックを大事そうに抱えて眠る亜希。それを見て微笑む洋子。だが、すぐにいつもの洋子に戻る。
「なんか、あいつらのペースに巻き込まれている。ダメだ。」
荷物を持って出ようとした所へ片岡がやってくる。
「なにやってるの?よしなよ。なんか、このまま出て行かれるのもさあ、後味悪いしさ。思い出して。自分の帰る所、わかるまで。ね。だって記憶がないんだからさあ、行く所もないだろう。」
「イヤーあのー、そのことなんだけど、実は・・・・」何か言いかけた所へ隼が「おしっこ。」と言ってやって来て、片岡は連れていってしまう。取り残される洋子。結局出て行くきっかけを失ってしまう。
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ソファーに横たわった瞬間、犬のミルクが飛んでくる。どうも犬には愛されているようですね。動物に愛される人に悪い人はいないですよね。
ミルクと戯れる洋子の元へ、片岡がやって来て、
「明日なんだけどさ・・・・・」

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片岡が言ったのは病院へ行くことだったみたい。
洋子は病院へ連れて来られて、CT取られたり、心理テストと受けたりした。
「悪いね、先生。突然。」
「いいのよ。」
「そうだよね、俺お得意さんだもんな。・・・ごめん。」
「どう、調子は?」
「うん、絶好調。とてもあと少ししか生きられない身体とは思えない。・・・ごめん。」はっきり言って、元気すぎますよね。(笑
「どうして先生の前だと、こうなんだろうなあ。ほんとごめんなさい。」
「いいえ。」優しい母親のようだ。
「で、どうかな?彼女。」
「私は専門じゃないから無責任なこと言えないけど、思い出したくないんじゃないかなあ、彼女。私にはそう見える。記憶喪失って言うのはね、多くの場合、自分自身で、無意識のうちに記憶を封印してるってことなの。」
「なんで?」
「忘れたいことが有るからじゃない?」

『良く考えれば、バカみたいだけど、私は必死で記憶喪失を演じていた。きっと、そうしていれば、違う人間になれるかもしれない。そんなふうに、思っていたのかもしれない。今までの自分とは違う人間に。』

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書店へ入る洋子、探しているのは記憶喪失の関係の本・・・でも、もう一人探している人がいた。
「記憶喪失のメカニズム」と言う本に手が二本出てくる。
一人は洋子、もう一人は柳沼だった。
「どうも、あのー、あの時はちゃんと自己紹介も出来なくて。そのままになってしまっていて。」って、自己紹介する必要有るの?
「はっ?」洋子が不審がる。もっともです。
「柳沼と言います。片岡さんには、いつもすごく世話になっていて、ずっと一緒に仕事をしていたんですよ。」
「へっー。」関心のない洋子。柳沼さん、可愛いけどね。(笑
「良かったー、元気で。心配してたんです。」
「そりゃどうも。」
「どうですか、片岡さんのうちは?」
「別に。」柳沼さん、もしかして鈍感?
「あー、にぎやかでしょあのうちは。ねえ?」
「まあ、っていうか何なのあの人は?人がいいだけ。それともバカ?」
「いや、昔はね、怖い人だったんですよ。怖いって言うか、かっこいい刑事でね、憧れてたんですよ、僕。」
「へぇー。」
「あっ、イヤーなんか、少しでも役に立てればなあと思って。そうですよね、自分がどうなってしまったのか、どうしたらいいのか、知りたいですよね。」
「あー、まあ、・・・そうかな。」
「わかります。そうですよね。あのー、身元、一生懸命探しているんですけど、なかなか見つからなくて、捜索願とか出てないし、失踪者リストにも載ってないし。」
「誰も探してないってことだ。」
「イヤー、一概にはそうは言えないんだけど。でも、僕に任せてください。必ず、見つけ出して見せるから。」
うんざりする洋子、とうとう本屋を出て行ってしまう。柳沼さんは本当に刑事?女心はつかめないみたいね。そんなに鈍感じゃあ。(笑

墨田警察署にやってくる房子。
「房子ちゃん、どうしたの?」飯塚が犯人ほっておいて、話しかける。
「柳沼君は?」
「わかんない。」
「なーんだ、そうなんだ。じゃあ。」飯塚の元を去っていく房子。
「はあー。」ため息を出す飯塚。

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警務課へ顔を出す房子。
「こんちは。」
「なんなんだよ、お前。一般人が勝手に。」片岡が言う。ほんとだね。
「いいじゃん、別に。懐かしいなあ。」不審がる同僚に、説明する片岡。
「この人ね、君たちの先輩。」どう見ても、警察官だった房子を想像出来ない。(笑
房子の目的は柳沼。彼を見つけて、喜び、挨拶するが、柳沼には房子の気持ちはわからないらしい。
「だから、何しに来たの?」片岡が聞く。
「うん、あのね・・・・・」

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ふらふらと歩いている洋子。ちょうど、隼の保育園の前に来てしまう。
幸せそうな親子を見て、「けっ!」と言って去ろうとするが、隼を見つけてしまう。隼も気がつく。
「あっ。」
「げっ。」洋子の元へ駈けより隼は、
「迎えに来てくれたの?」
「違うわよ。」否定する洋子。洋子の噂をする他の母親たち、
「ねえ、帰ろう。」
「えっ?」驚く洋子。そこへ大が走ってくる。
「すいません。来てくれたんですか。」
「だから、違うわよ。」結局三人で帰ることになる洋子。隼は洋子の手を握る。洋子は嫌がるが、
「あのさ・・・・。」隼の笑顔を見て何も言えない洋子。とうとう家までそのまま。
帰ってくると、房子がいた。
「お帰り。」
「お帰り。」亜希が言う。
「ただいま。」思わず返事をしてしまう洋子。「ただいまじゃないし。」
「どうしたの?」大が房子と亜希を見て言う。「うわー、すごいご馳走。」
「すごいでしょ、ほら。」亜希が言う。
「亜希もお手伝い出来るようになったんだね。」
「誕生日、誰かの?」
「うーん、似たようなものかな。」洋子を見て、にやにやする房子。
「何よ、気持ち悪いなあ。」確かに、一歩間違えば、気持ち悪いね。(笑

取り調べから、戻った飯塚は柳沼がいないことに気づく。
「柳沼君は?」
「さっき、急いで帰っちゃいました。」
「はあーん、片岡も。」何かに気づく飯塚。

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一方片岡家では、乾杯が行われていた・・・・
「なんなの、いったい!」洋子が言う。
「何なのって、君の歓迎会だよ。なっ。」片岡が言う。
「そういうこと。」房子が言う。
「えっ?」驚いて、立ち上がる洋子。
「どうしたの?」柳沼が言う。
「勘弁してよ。何なのいったい。」
「何なのってなあ・・」
「意味がわかんない。私、別に歓迎とかされたくないし。」
「何言ってるの、歓迎はそっちじゃなくて、こっちがやるもんじゃない。ねー、柳沼君。」房子が柳沼の方を向かって言う。
「はい、そうですよ。」
この場になじめない洋子はまだ立ったまま。片岡に促されて席に戻る。

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一人のけ者にされた飯塚は海鮮米問屋『竃』で焼け食い。
「ひどくない?あいつら、みんなでさあ、なんか、パーティーやってるらしいんだよ。」
「それじゃあ、行けばいいじゃないですか。」店員の鋭い突っ込み。
「だって、誘われてないもん。」知らぬふりをする店の者たち。
こういう役に合いますね、小日向さん。昔のHEROの検察事務官を思い出します。(笑

再びパーティー会場。(笑
「しかしさあ、どういう人なんだろうね、君は。知りたいよね・・・、あ、別に無理に思い出さって言ってるわけじゃあないからね。」片岡が言う。
洋子を見つめる柳沼に気づく房子。
「実は子供が三人くらい居たりしてね。」房子が言う。
「そんな・・・」柳沼が否定する。むきになる房子。
「何で、ないとは言えないじゃない。結婚は・・・・してないね、うん。でも、男はかなり知っている。」鋭い、房子。さすが、元警察官。関係ないかな?(笑
「ちょっと・・・」さすがに怒る洋子。
「訛りとかもないしね、でも、都会っぽくないし、関東近郊出身て感じ。まあ、着てた服からしても、そんなたいした暮らしでもないね。」房子をにらむ洋子。
「行ってる美容院もまあ、二流って感じだね。」やっぱ元警察官?(笑
「そうだ、あんたたちもあれやればいいんじゃない?現役なんだしさあ。」房子が言う。
「なんですか?」柳沼が言う。
「歯形を調べたりとかさあ、髪の毛から身元を割り出すとか。」
「身元不明の遺体じゃないんですから。」

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突然亜希が聞く。
「ねえ、何歳?」
「あ・・・」思わず答えそうになる洋子。
「そっか、それもわかんないんだよな。」片岡が言う。
「そうなの?」
「いくつぐらいかなあ?」柳沼が言う。
「何歳だろう・・・」
「わかんないなあ、女の子の年は。」片岡が言う。
「三十過ぎた位かなあ・・・」房子が嫌みたらしく言う。洋子の顔が曇る。
「そんないってないでしょう。いくらなんでも。」柳沼が言う。
「いくらなんでもって、そっかなあ?」房子が言う。
「そりゃ失礼ですよ。」
「失礼かなあ・・・・、何で、だめ、三十過ぎは・・・」
「房子ちゃん、いくつだっけ?」
「はあーっ、何でこのタイミングで聞くかなあ。」
「いや、参考までにさあ。」
「三十三ですけど。」

「あの、なんの話をしてるわけ。」洋子がいやになってくる。
「じゃあさあ、二十七歳くらい?」
「・・・・・」洋子は声も出ない。図星?
「ちょっと待ちなさいよ。私を参考に、どっからその数字をたたき出したのよ。何を比較したのよ。」女としては年のことではそう簡単に引き下がれない。
「そりゃいろいろさあ・・・。」
「いろいろってなあによー。」
「肌とか。」大が言う。鋭い。洋子も勝ち誇った顔をする。
「・・・・」言葉も出ない房子。
「自分ではどう?数字に覚えがあるとか、そういうのは?」柳沼が聞く。
「よーく、わかんないけど、何となく、三十と言う数字には距離感じる。」
そういう洋子をにらむ房子。
「なるほど・・・」あんまり説得力ない洋子の言葉だけど・・・・

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自分だけ、のけ者に去れていた飯塚が、とうとう片岡の家に来る。
「こんばんは。」誰も返事しないので、自分で上がってくる。
「アレー、みんなどうしたの?」飯塚が言う。
「あれ、そう言えば、お前居なかったなあ。」片岡が笑って言う。
「えっ?」
「ごめん、誘うの忘れた。」房子が言う。
「えっ?」辛い言葉だね。
「すいません、僕も忘れてました。」柳沼が追い討ちをかける。
「そうなんだ、忘れてたんだ。そして、今まで、誰も気がつかなかったんだ。」

とりあえず、仲間に入れてもらえた飯塚さん。よかったね。
「あー、名前!!なんて言うんでしょうね。」突然柳沼が言う。
「あー、そうなんだよな、名前がわかんないんだよ。これが結構不便なんだ。」片岡が言う。
「なんか、可愛いい名前な気がするな・・・」柳沼の言葉に反応する房子。
「そうかなあ?」
「いろんなのさあ、言ってみたら?」飯塚が言う。
「なんだよそれ。」
「イヤー、いろんな名前をさ、思いつくままに言ってみたらさあ、ひょっとしたら、なんかピーんと来るかもしれないじゃない。ほんとの名前を聞いたらさあ、記憶が蘇るかもしれないし。」
「なるほど。」
「いいアイデアじゃないですか。」
「えらいな、飯塚。」
「有るよね、そういうこと。私、小学校の頃、捨て犬拾ってきた時、やったことが有る。いろんな名前呼んでみてさあ、ポチとか、クロとか、ジョンとか、ちびとか。犬はさあ、名前呼ばれると、思い出すと吠えるから。」房子の言葉に、
「捨て犬と一緒かあ!!」と洋子。
責められる飯塚。悪くないんだけど・・・・(笑

「思い出せなくても、仮にそれまでの名前を決めたらどうかな?名前ないと不便だし。」
「ダメだよ、大、それは。親が決めた名前があるんだからさあ。ちゃんと、そこにはね、親のさあ、願いがこもってる。一生懸命、考えるんだからあ、子供の名前決める時。」
「そっか、ごめんなさい。」
「いいと思うけど。仮にだからだけど。」
「ちょっと、みんなで言ってみようか、適当に。ねえ。」

「えー、名前?名前ねー、なんかね、名前を届けなくならなくって、まあどうでもいいと思ったんだけど、市役所に行ったの。そしたらさあ、洋子・・・・、洋子でいいや。」

「自分の名前の由来、知ってる人居ますか?はい、愛ちゃん。」
「私の名前の愛は、みんなに愛されると言うようにと、家族中に愛されていると言う意味が有って、つけたそうです。」
「へっー」
昔のいやな思い出が蘇っていた洋子。』

そこへ、
「愛ちゃんってのはどうだ、愛ちゃん。」片岡が言う。我に返る洋子。
「今、反応したね。」飯塚が言う。
みんなが見ていた。柳沼が聞く。
「なんか、ピンと来たんですか?思い出したりとか・・・」
「でも、そうだよ。私が買っていた犬も同じリアクションした。ブラックって呼んだら、ぴくって。」房子が言う。犬と一緒にするかなあ・・・・(笑
愛でまとまりかけると、
「えー、ちょっと、可愛すぎない?」
「いいんじゃないんすかね、流行りだしね。愛ちゃん。ゴルフとか卓球とか。」
「そうだ、どうせならさあ、もし思い出さなかったらさあ、愛ちゃんとして、第二の人生を送るっていうのはどう?全然違う、人間としてさ。」房子が言う。
「えっ?」
「おーい、房子ちゃん。」
思いを巡らす洋子。
「どうした?いやだった愛ちゃん。」
「あ、別にいやじゃないけど・・・」
「いやじゃないんだ。」
「じゃ、決まりだな。」
「愛さんか・・・・、やっぱり愛情の愛ですよね。」
「大丈夫?」
片岡の問い掛けにうなずく洋子。

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「まあ、とにかく、今日から、みんな、彼女は愛ちゃんだから。ねえ、決定。」飯塚が言う。
そしてみんなが拍手する。戸惑う洋子。小学校時代の思いが重なる。
「私が愛ちゃん・・・・」素直に受け入れられない洋子。
「そうだ、忘れてた。」隼が突然言い出す。
「明日さあ、保育園でさあ、ダンスするんだあ。みんなママが見に来るんだって。お父さんは?」
「明日、ごめん、お父ちゃん、仕事だよ、隼。」
「ごめんね、隼。お姉ちゃん学校。」当たり前です、亜希ちゃん。
「房子ちゃん、あしたどうかな?」
「来てくれる?」
「ごめーん、明日ね、早番なの。」
「そっかあ・・・・。見たかったなあ隼のダンス。見たかったなあ・・・」
みんなの視線が洋子に集中する。
「えっ?」
「頼めないかな、愛ちゃん。」片岡が言う。
「はあっ?何言っちゃってんの。ダメダメ。」
「頼むよ、誰も行かないと可哀想だから、隼。」
「それはそうかも知れないけど・・・・」
「行くべきなんじゃない。一宿一飯の恩義ってやつも有るし。」房子が言う。
「そんなあ。」
「頼むよ、愛ちゃん。」
みんなに頼まれる洋子。
「暇なのはあなただけだし」とどめの一発、房子が言う。
「ちょっと待ってよ。私はね、あういうとこがダメって言うか、苦手っていうか・・・」
「愛ちゃんが来て!!」隼が言う。断れない洋子。
「やったあ!!」喜ぶ隼。
みんな、洋子が行くことで決定して、喜んでる。

「今、思ったんだけどさあ、あたしたち帰るじゃない、子供たち寝るじゃない。そうするとさあ、片岡さんと愛ちゃん、二人なんだよね。男と女なのに。大丈夫なの?」房子が心配する。
「はあー」片岡と洋子が揃って言う。
「そうだねー。」うれしそうに言う飯塚。
「バカじゃないの。」再び揃う二人。
「息、合ってるね。」
「何、くだらないこと言ってんだよ。」
「そうよ。」
洋子は必死で断ろうとするが、隼がものをこぼしたため、誰も聞いていない。

隼の保育園。すでに親たちは集まり始めている。
隼は教室の壁に貼って有る家族の絵に気づく。そして有ることをする。

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一応向かう洋子ではあったが、足が進まない。とうとう引き返してしまう。彼女が向かった先は房子のいるファミレスだった。
洋子を見て、房子は。
「どうしたの?」
「お願い。」
「はぁっ。」
「お願い、あなた行って。」
「何で、どうしたのよ。」
「私、ほんとうにダメなの。苦手なの。あういうの慣れてないって言うか、もう行ったことないし。」
「へぇ?」不審がる房子。
「お願い。お願いします。」
「わかった。脱いで。」

一方片岡は、打ち合わせがなくなったために、警察署を出て、保育園に向かう。

保育園では元気の無い隼がいた。

洋子は服を房子と取り換え、洋子はファミレスで房子の替わりに働き、房子は保育園へ行った。

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保育園では房子が来ていた、そこへ警察署を出た、片岡が来た。
隼は房子が来たことに不満だったようだ。

片岡は一瞬でも見逃すまいと隼を見つめる。もう、こんな時間は少ないんだよね、彼には。

ファミレスにいる洋子は思いを巡らせていた。子供たちと過ごした時間を・・・・
それは彼女にはなかったものばかりだった。人の優しさ、ぬくもり、愛・・・・

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洋子は何かを感じたように、店を出て、保育園へ向かった。一生懸命に走った。
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洋子がついた頃にはダンスは終わっていて、教室は空っぽ。子供たちは公園に散歩に出ていた。
彼女は隼の書いた絵に気づく。それはさっきダンスが始まる前に隼が書き足した愛の絵が家族の一員として、書いてあった。
さすがの洋子もこれには感動せずにはいられなかった。
「僕の家族・・・・」

ファミレスに戻った洋子。房子が待っていた。
「どこ行ってたの?」
「ごめんなさい。」
「ねえ、ちょっと気になってたんだけど、さっきさあ、苦手だとか、慣れてないとか、行ったことないとか言ってたよね。ねえ。
「えっ?」
「あなたさあ、あなた本当に記憶喪失なの?」バカっぽいキャラだけど、さすがに元警察官って感じですか。それとも女の感?

第二話もよかったです。面白かった。このまま、記憶喪失でどこまで引っ張っていくのかなって思ってたら、次回で正体判明?それとも愛ちゃんで通すのかな?
結局は正体が解ってもやり直したいと言う彼女の気持ちを優先するのかな、みんなは・・・

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