亜也(沢尻エリカ)は父・瑞生(陣内孝則)と母・潮香(薬師丸ひろ子)と共に、主治医である水野(藤木直人)の診察を受けていた。

発声の訓練をする亜也。
亜也は懸命にリハビリを行っていた。
水野は瑞生たちに亜也の病状を説明する。
「構音障害がかなり進行しています。
咽の筋肉や声帯がうまく働かないので、嚥下障害も起きやすい。」
「はい。」潮香は不安な表情で返事をする。
「食事にも毎回注意が必要ですし、何かに掴まらないと歩行も困難です。
転倒の危険も増してます。
現在の症状を考えると亜也さんが養護学校を卒業した後の進学や就職は・・・、やはり難しいと思います。」
「・・・・」
「無理に社会に出ないで、在宅でご家族に見守られながらリハビリに励むことを考えられてはいかがでしょうか。」
「確かに、その方が俺達も安心です。」
「・・・ええ。」戸惑う潮香。
『とうとう、卒業の時が来た。
病気になる前に、思い描いていたものとは違う卒業だった・・・・』
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修二(亀梨和也)は彰(山下智久)と信子(堀北真希)を屋上に連れ出し、
「何?」彰が言う。
修二はぶたの人形を信子と彰に渡す。

「チリのお見上げ。」
「足、三本しかないよ。」
「その土地のお守りらしいよ。」
「ふーん、お守り・・・・」
「何のお守り?」信子が聞く。
「あっ、先に言っとくけど、俺が買って来たわけじゃないからね。
うちのお母さんが勝手に送ってきただけだから。」
「だから、何のお守りなぬー!!」彰が言う。
「家内安全?」信子が言う。
「それは無い。」
「安産祈願!!」
「何で安産だよ、そんなわけねえじゃん。」
「で、何?」
「・・・・友情とか・・・・」
「友情か!!」
「そんなんじゃない・・・」
「あ・りがと。大事に・するね。」
「友情か・・・、これで俺ら、永遠に友達ってことだね。うれしい!!」
「永遠?ってわけではないかもしれないけど・・・」
「もう、離れられない身体になるってことか。」修二に抱きつく彰。
「い・い・嫌、違うって。俺が買って来たわけじゃないから。」
「すけべ!!」

ぶたの足を触る信子。
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「これが電動の車いすです。じゃあ、早速練習始めようか。」
「はい。」亜也(沢尻エリカ)の表情は硬かった。それを見つめる母・潮香(薬師丸ひろ子)。
電動車いすを操作する亜也に向かって、潮香が、
「どう?」
「風が気持ちいい。」亜也に笑顔が戻った。
「歩ける所はなるべく自分で歩くって言ってたけど、一人で自由に動ける喜びは大きいみたい。」
「そうか。」父・瑞生(陣内孝則)が言う。
「養護学校持っていけば、活動範囲も広がると思う。」
「ああ、でも、やっぱり心配だなあ。宿舎生活って言うのはよ。
だって、あいつ、案外さみしがり屋だろ。」
「大丈夫よ・・・・。大丈夫。
だって、あの子が自分で決めたことだもの。
私たちが笑って送りださないで、どうするのよ。」
「そうだな。」
瑞生は遥斗(錦戸亮)を見つけ、無理やり車に乗せ、家まで連れてくる。
「おーい、今帰ったぞ。」
瑞生の後に続く遥斗。ちゃっかり手伝わされている。
「麻生君・・・」亜也が言う。
「親父さんが・・・」
「おう、俺が呼んだんだ。
新作のおぼろ豆腐、食わしてやろうと思ってな。」
「久しぶり。」亜也が言う。
「ああ・・・」
「池内亜也!!ってか。」からかう瑞生。
完全に瑞生のペースにはまる遥斗。大変だね。
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近未来、完全に管理された施設の中で、過ごすリンカーン(ユアン・マクレガー)。彼は他の者たちと同じ服を着て、同じような食事をして、同じような仕事をして、過ごしている。
彼らの目的はただ、「アイランド」と呼ばれる夢の島へ行くことだった。「アイランド」へ行くためには毎日行われる抽選に当選することだが、わずか半年で選ばれるものもいれば、七年も当たらず、ずっと施設にいるものもいる。

リンカーンは夢にうなされるようになる。また、他のものとは違った行動をするようにもなる。彼の異変に気づいた施設の責任者メリック(ショーン・ビーン)は調査を開始する。
リンカーンも立ち入り禁止区域で蛾を発見したことから、有る疑問がわく、外の世界は大気汚染で生き物がすめる世界ではなく、唯一「アイランド」だけが住める場所のはずだった。
やがてリンカーンと親しいジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)が「アイランド」行きに選ばれたことから、リンカーンは行動を開始する。
(以降ネタバレあり)
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夜、すでにパジャマ姿の桐谷家、悟(宇梶剛士)が電話をしている。
って、彰に言われた通り、ズボンの中にシャツ入れてるんだね。偉い!!
「えっ?友達?親友ってこと?三人ってとこかな・・・、
ちょっと待って、子供。はい。」
浩二(中島裕翔)に電話を変わるように言う。
「誰?」
「母さん。」
「国際電話だから、高いんだから。」
浩二が電話に出る。
指で数えながら、「四人かな。今、ちょっと微妙なんだよね。はい、お兄ちゃん。」
電話を修二(亀梨和也)に渡す。

「俺?」
「お母さん、早く、早く!!」
「はい。」修二が出る。
「あんた友達何人?」母の伸子(深浦加奈子)が言う。
「いや、別に何人て・・・」
「えっ?ひょっとしていないの?」
「いるよ!!」
「だから、何人?」
「えっ?」
「あーっ、早くして、電話切れちゃうから。」
「じゃあ、二人、二人。」
いきなり切れる電話。
「何の電話だよ。」
「お前、友達二人いるんだ。」悟が言う。
「あっ、うちに泊まりに来た面白い人は?」
「空手の強い奴。」
「いや、あれは、あれは、あいつは違うよ。」
修二もシャツをパンツの中に入れている。言いつけはちゃんと守るんだね。
「あの、女の人だよ。」浩二が言う。
「あの、キーホルダーの?」悟が言う。
「野ブタ。!!」悟と浩二が声を揃えて言う。納得する悟。今度は反論しない修二。
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